転勤族の夫と結婚し、ついて行くために仕事を辞めた。
友だちと離れてしまって、ちょっとした愚痴を言う相手もいない。
自分に価値がないのかと考えて、辛い気持ちになる。
そんな風に自分を追い詰めてしまい、うつになりやすい転勤族の妻が多いといいます。
そんなまだまだ転勤族の妻たちが抱える悩みや辛さがわからない、新人転勤族の妻が今の時点で考える鬱にならないための予防を記しました。
私は大丈夫と思っていても、いつ気持ちが辛くなってしまうかわかりません。
誰しも突然、不安にかられることもあるのです。
いま辛いと思っている方にはなんの解決にはならないかも知れませんが、こんな考えもあるんだくらいで見てもらえれば嬉しいです。
東京で約20年会社員をしていていました。実家も関東。
大所帯の会社で、社員はほとんどが女性。
そんな会社を辞めて、縁もゆかりもない実家から遠く離れた土地に引越しました。
子なし。夫は激務。
もくじ
転勤族の妻がうつになりやすい原因は

転勤妻がうつになる原因で大きいのは、今までと環境がガラッと変わってしまうことで悩む方が多いですよね。
今までは仕事の帰りに友人とちょっと1杯とか、ちょっとしたことから仕事の愚痴まで何でも話せる友人がいたのに。
友人もいなければ、気軽に立ち寄れるお店もない。
話し相手は旦那さんしかいないのに、疲れて帰ってきてゆっくり話ができない。

引越ししてきて話せる友人もおらず、仕事をしていないうちは近所のスーパーで買い物をしては食事を作るだけの生活。
話し相手も、旦那さんしかいない状況です。
外出自粛があったり、旦那さんの会社に感染リスクの迷惑をかけたらいけないと、仕事も積極的には探せず。
- 毎日代わり映えのない同じことの繰り返し
- おしゃれをして出かける用事がなくなる
- 生活に張りや緊張感がなくなる
- 毎日がつまらなくなる
- 自分の活力や活気、覇気がなくなって何もする気が起きない
しかし思い返してみると、会社員をしていた時から休日は出かける!というより、家でゆっくり過ごすのが好きだった事を思い出しました。
今までも仲良しが集まってランチすることも数ヶ月に1度くらいの頻度だったので、家にいることが辛いというのはあまり感じずに過ごしています。
転勤族の妻がうつになりやすいのは仕事を続けにくいから

いつ旦那さんに転勤の事例が出るかわからない転勤妻は、正社員として働くことがむずかしいですよね。
私は資格も無りませんし、勤めていた仕事の同業種では新しい土地で働くことが出来ません。
働くとしたら、全くの一から仕事を覚えないといけないことが腰を重くさせます。
仕事もしていない、友だちもいない、私はなんでこんな事をしているんだろうと思うと悲しくなって自分ってこの世の中に必要ないんじゃないかと思ってしまいそうです。
ただ私の場合は、今までの仕事で楽しかったこともあれば嫌なことも散々見てきました。
新しい仕事をするなら、ペースを落として心に余裕が持てる仕事がしたいとも思っていました。
なのでバリバリに仕事をしたいかと言えば、そこまでのやる気がないというのも正直なところあります。
自分の存在価値がないと思うとうつになりやすい?

友だちがいない、仕事も無い。
なんで自分はここにいるんだろうと、思いつめてしまう方もいると思います。
自分の存在価値がないと思ってしまう原因のうちの一つに、世の中との接点が少ないこともあると思います。
私は家にいる時間が長い間、SNSを始めたことがいい気分転換になりました。
最初はSNSというと、自己顕示欲の高い人たちしかいない。
しかも何か間違ったことを呟こうものなら、罵倒されるんじゃないかというイメージがあって怖い場所だと思っていました。

ググレカス!とか言われそう、怖い〜!と思ってましたw
極端なイメージですよねw
どうせ嫌ならすぐ止めればいいと意を決してツイッターを始めてみると、同じことで悩んでいる人がたくさんいました。
緊張しながら話しかけてみると、心優しい返信がくるのです。
SNSとはいえ相手も人間、想像よりも楽しくなってきて今ではオンラインコミュニティーに入りメンバーたちとオンラインで会話をするようになりました。
友だちも仕事もなくて辛いと思っていたけど、子育て孤独で辛いとか、ブラックな会社まじ辞めたいなど悩んでる方がたくさんいることを知って、いろんな人がいるなと心が落ち着いたこともあります。
自分と家庭以外のことに触れる機会があれば、すぐに変化はなくても、こんな事がしてみたい!こんな人になりたい!こんな仕事がしてみたい!と何かが動き出すきっかけになると思いました。
自分は大丈夫だと思っても、いつかなるかも知れない

転勤妻になって1年未満で、世間がいう転勤族の辛さというのはまだ正直わかりません。
でも今は大丈夫、神経質なタイプじゃないから自分はならない!と思っていても何がきっかけで鬱になってしまうかわかりません。
ただいつも心のどこかにあるのは、旦那さんや何かに依存しすぎないでいようと思っています。
「旦那がいなければ生活できない」ではなく、何かあったら一人でも生きていこうぐらいの心構えは持つようにしました。
離婚するかも知れない、旦那が病気になって働けなくなるかも知れない、死別してしまうかも知れない、なんとなくでも頭の片隅にはこの考えがあります。
お互いが自立した生活ができる、心の片隅にはそんな考えがありますが、夫婦で助け合い頼り合いながら辛い時には吐き出せる環境も作っていきたいです。
転勤妻でも夢中になれることを見つける

私は転勤を言い渡された時は、まだ結婚前で自分の仕事も楽しい時でした。
転勤したら仕事は?結婚は?生活は?といっぺんに考えられなかったので、旦那には先にひとりで引越ししてもらって、私は1年後に仕事を辞めて引っ越すと決めました。
新しい仕事は、資格もないし土地勘もない、いずれまた転勤があるのでパソコン1台でできる仕事をしようと考えました。
それから1年間オンラインサロンでブログの立ち上げ方などを学び、このブログを立ち上げました。
パソコン1台でできる仕事は想像よりも遥かに大変で、とてもそれだけでご飯が食べれるわけではありません。
ですがいつか自分で生計が立てられるように、毎日夢中になって目標に向かっています。

他にも今までやりたくても出来なかった事をやってみたりしています。
周りの目や厳しい規則もなく、自由にできるのが嬉しいんです。
転勤妻がうつにならないようにするには

今は経済的にも自立したいとがんばってみたり、目標を立てて前に進んでいます。
しかし誰でもいつでもなる可能性があると思います。
ですがいつもこう思っていたいと思います。
- うつになる事は悪いことではない
- うつになりたくてなる人はいない
- 嬉しい、楽しい、辛い、苦しいという自分の気持ちを感じ取れるようにしたい
自分のしたい事ができていて快適に暮らしていても、何がきっかけで気持ちが辛くなるかわかりません。
ほとんど誰とも会わない日が続いていても、まだ転勤して1年目。
この先のことはまだ未知です。
今後辛くなるヒマも無いくらい、自分のやりたいことを夢中で続けられるようにしていたいです。
転勤族の夫に付いて来て、まだ1年未満です。