大崎梢さんの「宅配あかずきん」を読んでみた

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2月もけっこう本を読みました。
その読書記録です。

配達あかずきん 成風堂書店事件メモ

著者 大崎 梢
東京創元社 2009年発行
269ページ

iPhoneで読めてとても便利

普段本を読む時は、だいたい本屋さんで購入したり、Amazonで購入したりと、冊子を読んでいるのですが、Kindle for iOS というアプリで自分のiPhoneでもKindleが楽しめます。

その Kindleが、Amazonプライムを使っていると無料になる本があるんですが、その中にこの大崎梢さんの「配達あかずきん」という本がありました。

もし今の仕事を辞めたら本屋さんで働いてみたいなと思っていた今日この頃、表紙の絵がまさしく本屋さんの内容を書いているようで、つまりジャケ買いです。

ジャケ買いと言っても無料だったので、正直それにも惹かれました。



かんたんに内容説明

成風堂書店で働く女性とアルバイトの女子大生が、本屋さんで起こるさまざまな謎やトラブルを解決していく短編小説。

お客さまの「ほら、あの本、なんだっけ?この前テレビでやってたやつ」というような数少ないヒントから目的の本を探してみたり、近所の老人から託された謎の欲しい本リストを謎といていく、また近所の美容院へ配達した雑誌の中に挟まれていた盗撮写真の謎を究明するといった日常のミステリー小説

この本を読んでから「日常のミステリー」というジャンルがある事を知りました。



感想

本屋さんで働いてみたいなと思っていた私にとっては、本屋さんの実際の仕事の様子が描かれていて興味深い内容でした。

朝、本が届いて雑誌の付録が落ちないようにする作業、近隣の美容院やさまざまなお店への配達業務、本屋さんごとにそれぞれ考えられたディスプレイを真剣に考える書店員。
レジ打ちだけではないさまざまな業務があることを知っただけでも面白かったです。


そんな中、書店にまつわる事件やトラブルを解決していく。

殺人事件などの物々しい事件ではなく、誰も死なない事件。
安心して読むことができる内容で、面白く読めてどんどんページをめくる手が進みました。

短編小説集でどの内容も謎解きや推理をしていきますが、よく考えるなと関心しながら読みました。

登場人物や主人公もとても優しい人たちで、ミステリーではありますが、読んでいて嫌な気持ちになることが本当にありませんでした。



読了してみて

Kindleで無料で読めたからというきっかけでしたが、読んでよかった良本でした。

中毒性があるというか、続きが気になってしまい、続編がある事を知り私はその後、著者大崎さんの他の本を立て続けにもう2冊読んでしまいました

無料だったのは最初のきっかけになった1冊で、あとの2冊は普通にKindleで購入しましたが、それでも読みたいと思った作品でした。

短編小説だったことも良く、時間がない時でも区切りよく読めたことも大きいです。内容もテンポよくスラスラ進むので、とても読みやすかったです。

ドキドキするような推理もの、でも人が死ぬうようなドロドロしたのはちょっとという方。
あまり字がギュウギュウ詰まっている分厚い本はちょっと抵抗感ありますという方。

ぜひ小説や、Kindleでお手にとってみてください。

その他の大崎梢さんのおすすめ本

 

「晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ」
「配達赤ずきん」と同じ主人公の女性とアルバイト女子大生が、地方にある老舗書店で起こる事件を書店員ならではの目線と推察力で解決していく物語です。

 

「サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ」
おなじみの主人公女性とアルバイト女子大生の働く駅ビルの書店で、人気作家のサイン会が開かれることになり、そこで巻き起こる謎を解き明かしていく物語です。



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